2017年カナダ・モントリオールのオリンピックスタジアムで行われる世界体操選手権。
日本からエントリーしているのは、男子6名女子4名の選手たち。
その6名の男子選手の中に、午前中は選手として体操の練習に励み、午後からは子供たちに体操を教えている『体操のお兄さん』がいます。
その選手の名は、『安里圭亮(あさとけいすけ)』選手。
三重県伊賀市にある『相好体操クラブ』に所属する選手兼コーチです。
今は三重県で体操を教えながら選手として練習もしている安里選手ですが、出身地はどこなのでしょうか。
そして同郷の体操選手やその現役引退後の進路はどのようなものなのでしょう。
見ていきましょう。
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安里圭亮(あさと けいすけ)選手は、沖縄兼北中条村出身
三重県伊賀市の『相好(そうごう)体操クラブ』で体操を教える体操のお兄さんをしながら、
子供たちのいない午前中は、選手として体操の練習に励んでいる安里選手。
沖縄県北中条村出身だそうです。
大学卒業時には体操を続けることを断念し、就職することも考えたそう。
ですが、三重県の『相好体操クラブ』からの誘いを受けて、体操クラブのコーチをしながら練習を続ける道を選びます。
子どもたちの体操教室は、午後から。
午前中が安里選手始め『相好体操クラブ』で選手兼コーチを務める約20人の、貴重な練習の時間だそうです。
体操選手は、大学卒業後所属できるクラブが限られているそう。
そんな状況を少しでも良くしようと、『相好体操クラブ』代表の山本将之さんが約10年前に創設した体操クラブ。
安里選手がもし大学卒業と同時に、体操から距離を置いてしまっていたら、2017年世界選手権に出場することはなかったかもしれません。
ご縁がつながり、体操を続けられる環境が見つかって本当に良かったと思います。
出典:福岡大学
同郷の体操選手は、知念侑李の父でバルセロナオリンピック銅メダリスト
安里圭亮選手の出身地沖縄からは、安里選手以外にもかつて体操選手が生まれています。
それが、ジャニーズ事務所Hey! Say! JUMP(ヘイセイジャンプ)のメンバー『知念侑李(ちねんゆうり)』さんのお父さん『知念 孝』さんです。
知念侑李さんは、静岡県の出身とのことですが、父親の『知念 孝』さんは沖縄県のご出身。
沖縄県から2人目の体操選手ということになります。
そして、『知念 孝』さんは、1992年バルセロナオリンピックで、体操男子・団体総合で銅メダルを獲得されています。
安里圭亮選手の、2017世界体操選手権でのメダル獲得も期待してしまいます。
『知念 孝』さんと一緒に、男子体操日本代表としてバルセロナオリンピックに出場されていたのが、
池谷幸雄さん、西川大輔さん、相原豊さん、畠田好章さん、松永政行さん。
そうそうたるメンバーと一緒に、バルセロナの地で戦っていらっしゃったのですね。
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バルセロナオリンピック体操銅メダリストの現役引退後の進路は?
安里圭亮選手は、既に選手権コーチとして、子どもたちへ指導する立場にいらっしゃいます。
バルセロナオリンピックで活躍した選手たちは、その後どんな進路を歩まれているのでしょうか。
見ていきましょう。
池谷幸雄さん
タレント活動のかたわら、『池谷幸雄体操倶楽部』を経営されています。
2017体操世界選手権に出場する『村上茉奈』選手も在籍しています。
西川大輔さん
現役引退後は、日本大学芸術学部や日本大学文理学部体育学科で準教授、スポーツ学部教授や体操部のコーチなど、指導者として活躍されています。
相原豊さん
2003年には、九州女子短期大学・体操部で指導者をされています。
知念孝さん
現役引退後は、朝日生命体操クラブなどで体操の指導をしていらっしゃるそうです。
畠田好章さん
現在は、日本体育大学女子短期大学部専任講師として、後進の指導にあたっていらっしゃるようです。
松永政行さん
現役引退後、明星中学校・高校で体育教師をしていらっしゃるそうです。
バルセロナオリンピックで活躍された体操選手の皆さんは、ほぼ後進の指導にあたっていらっしゃるようです。
世界で戦ってきた元体操選手から学べるのはとても有意義なことですね。
どの選手も小さなころに体操と出会い、日々の積み重ねがあって、世界への道が見えてきたのだと思います。
まずは、逆上がりや前回りを出来るようになり、跳び箱が飛べるようになり、そして、少しづつ難しい技をこなせるようになり。
練習して、失敗して、練習して、を繰り返してきたはず。
未来のオリンピック選手、世界選手権選手たちも応援したいなと思いました。
2017世界選手権で戦う安里圭亮選手、がんばってください。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コメントありがとうございます。