グランプリシリーズ2017カナダ大会(スケートカナダ)が、2017年10月27日~29日開催されます。
日本からは、宇野昌磨選手と無良崇人選手、本郷理華選手と本田真凜選手が出場します。
そして、海外からはアンナ・ポゴリラヤ選手(ロシア)やアシュリー・ワグナー選手(アメリカ)などが出場します。
そしてアメリカからもう一人、カレン・チェン選手も。
カレン・チェン選手は、9月にアメリカソルトレイクシティで行われたU.S.インターナショナルクラシックにも出場した選手。
本田真凜選手が金メダル、長洲未来選手(アメリカ)が銅メダル、カレン・チェン選手が銅メダルを獲得しています。
そんなカレン・チェン。
どんな選手なのでしょうか、見ていきましょう。
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Contents
カレン・チェンの家族と経歴、クリスティー・ヤマグチとの関係は?
カレン・チェン(陳楷捷/Karen Chen)は、1999年生まれの18歳。
お父さんは、チー・ホシュー・チャン(Chih-Hsiu Chen)、
お母さんは、ホシュー・フイ・チェン(Hsiu-Hui Tseng)、
弟は、ジェフリー・チェン(陳楷捷・Jeffrey Chen)。
弟のジェフリー・チェンもスケーターです。
カレン・チェン選手は、世界で戦うアスリートでありながら、
「自分のことをまだ有名人になったとは思っていない、私はまだシャイなまま。」と語っています。
カレン・チェンは、4歳の時に両親に地元の有名なスケートリンクに連れていってもらいました。
普段はシャイなカレン・チャンもリンクの上では、シャイではなかったそうです。
氷の上がとても楽しかったのですね。
カレン・チェンは、スケートの練習に集中する為、日本の小学校6年生を終了した後、オンラインのホームスクーリングプログラムを受けることにします。
日本でいう『通信制』の学校ということでしょう。
数週間ごとにアイスショーが行われ、アメリカ中を旅しなければならないトップスケーターのカレン・チャン。
同年代の子たちがパーティを楽しんでいる間も、チャンは、アメリカ中のスケートリンクをめぐり、華麗なスケーティングで人々を魅了していたのですね。
弟のジェフリー・チェンとのクリスマスアイスショーの時の写真。
2012年13歳の時です。
出典:カレンチャンオフィシャルサイト
カレン・チェンとジェフリー・チェンがペアを組んだ時の様子。
『クリスタリン・コンペティション・ペア』
出典:カレンチャンオフィシャルサイト
カレン・チェン自身は、中学校や高校に行くのが大好きと語っています。
ですがそれは好きであるだけで、彼女には許されざることだったよう。
代わりにカレン・チャンには、普通の10代の女の子が体験できないような経験をスケートを通してしています。
それをチャンは、犠牲にしたものもあるが、正しい決断をしたようにも感じている、と語っています。
数週間ごとに行われるアイスショーやトップスケータ―としての人々の期待に応えることは、ストレスでもあるとも。
でもカレンチャンは前向きな気持ちを持って、自分の目標を叶えることに集中する。
そして、カレン・チャンは、まだ自分が学ぶことが多くあることを理解しています。
そんなカレンチャンが家族のように、メンターとして慕っているのが、クリスティー・ヤマグチ。
クリスティー・ヤマグチは、日系三世のアメリカ人で、元フィギュアスケート選手です。
日本の伊藤みどり選手が1992年アルベールオリンピックで銀メダルを獲得しました。
世界の舞台でトリプルアクセル(3A)を決めたあのオリンピックです。
そのアルベールオリンピックで金メダルを獲得したのが、クリスティー・ヤマグチ選手。
クリスティー・ヤマグチさんもトップスケータ―として、アイスショーでアメリカ中を旅していたこともあるトップスケーターです。
そんなクリスティー・ヤマグチさんだからこそ、カレン・チャンの繊細な心も癒すことが出来るのかもしれません。
ジェイソン・ブラウン選手の日本語ユーチューブ動画がすごい!プロフィールとSPショートプログラム&FSフリースケーティングスコアも
SP動画・2017年9月U.S.クラシックのショートとフリー
本田真凜選手が金メダルを獲得した先月9月に行われたU.S.インターナショナルクラシック。
第3位に入ったのが、カレン・チェン選手です。
その時のショートプログラムとフリースケーティングの演技を見ていきましょう。
ショートプログラム
フリースケーティング
この時のカレン・チャンのスコアは、182.32。
本田真凜選手には、わずかに及びませんでした。
グランプリシリーズ第2戦カナダ大会で再度本田真凜選手と競い合うことになります。
カナダでは、どんな演技が見られるのか楽しみです。
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カレン・チェンのエキシビジョンがすごい
カレン・チェンと言えば、中国人のご両親の影響を当然のことながら受けています。
そして、カレン・チェンのエキシビジョンがすごく素敵だと話題になっています。
中国ならでは、衣装を着て風に優しく揺れる袖をなびかせながら滑る姿は、幻想的です。
アメリカで生まれ育ったはずのカレン・チェンですが、やはり中国の血が流れているのだということを実感させてくれます。
アメリカの2018平昌オリンピックの出場枠は、3枠。
もちろん、カレン・チェンもその枠を狙う一人。
どんな選手が、平昌オリンピックで顔を合わせるのか。
その前に、日本愛知のガイシホールで行われるグランプリファイナルは、どんな面々になるのか、とても楽しみです。
本田真凜のSPショートプログラムとFSフリースケーティングの動画をグランプリシリーズカナダ大会前に見てみたい!
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コメントありがとうございます。