羽生結弦 平昌オリンピック団体戦から出れる理由!2014ソチの時は?

羽生結弦

2018年2月韓国平昌で行われる冬季オリンピック。フィギュアスケートの代表が決定しました。

男子シングルは、宇野昌磨選手、田中刑事選手、羽生結弦選手女子シングルでは、宮原知子選手、坂本花織選手ペアでは、須崎海羽/木原龍一組アイスダンスでは、村元哉中/クリス・リード組の出場が決まりました。

唯一、代表入りしていながら、発表の場にいなかった羽生結弦選手。けがの具合が気になります。これまでの実績のある羽生結弦選手。2017全日本選手権は欠場しても、2018平昌オリンピックの代表入りは、確実と見られていました。

そんな羽生結弦選手のオリンピック2連覇の為に様々な配慮がなされているようです。見ていきましょう。


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羽生結弦選手のケガの具合は?骨折から約1カ月…氷上練習は?

まず、羽生結弦選手のケガの具合はどうなっているのでしょう。12月16日までには、氷の上での練習を再開しているようです。まだ、足の調子を見ながらだとは思いますが、ひとまず安心。オリンピックに出れる希望が見えてきました。

そんな羽生結弦選手の怪我からの回復を日本スケート連盟は受けての代表入り発表となったようです。羽生結弦選手は2014年ソチオリンピックの金メダリスト、2連覇してほしい思いが伝わってきます。

そして、2018年2月に行われるピョンチャンオリンピックの代表が発表されましたが、同時に、1月22日から台湾で行われる四大陸フィギュアスケート選手権の代表も発表されました。

羽生結弦ケガで全日本選手権欠場でもオリンピック出場が確実な理由とは?

男子シングルは、宇野昌磨選手、田中刑事選手、無良崇人選手の三人です。羽生結弦選手は、辞退する旨の連絡があったそうです。2月の平昌オリンピックに向けての調整を優先させたいとのことでしょうね。

羽生結弦

 

2014年ソチオリンピックでのフュギュア団体戦出場選手は?

日本スケート連盟が羽生結弦選手の2連覇に向けて用意しているのが、2018平昌オリンピックでの男子シングルの演技の前に団体戦で試合感覚を戻してもらうというもの。どんなにベテランの選手であっても、試合の間隔はすぐには戻らない、との判断からですね。

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昨シーズン途中に疲労骨折のため治療に専念していた宮原知子選手であっても、怪我から復帰した1戦目グランプリシリーズ・NHK杯では、第5位という結果でした。その後、第2戦目のアメリカ大会では、完全復帰ともいえる第1位という結果を残しました。

羽生結弦選手にも、こうした準備期間を設けたいという日本スケート連盟の判断なのかもしれません。団体戦では、ショートフリーとも一人で滑る『シングル』とは違い、日本のように3人の選手が出れる国は、『ショート』と『フリー』で違う選手が滑ることが出来ます

2014年ソチオリンピックの時の団体戦の選手構成はこのようになっていました。

滑走順 種  目 滑走選手 獲得
点数
ショートプログラム&ショートダンス
1 男子シングル/ショート 羽生結弦 10
2 ペア/ショート 髙橋成美
/木原龍一
3
3 アイスダンス/ショート キャシー・リード
/クリス・リード
3
4 女子シングル/ショート 浅田真央 8
フリースケーティング&フリーダンス
5 ペア/フリー 髙橋成美
/木原龍一
6
6 男子シングル/フリー 町田 樹 8
7 女子シングル/フリー 鈴木明子 7
8 アイスダンス/フリー キャシー・リード
/クリス・リード
6
滑走順 種  目 滑走選手  獲得
点数

男子女子ともにシングルは、3人の選手が出場した日本。男子シングル・ショートでは、羽生結弦選手が、フリーでは、町田 樹選手が出場しました。ペアとアイスダンスは、1組ずつしか出場しないので、ショートとフリーどちらも滑ることになります。体力的に厳しいですね。


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2018平昌オリンピックフィギュアの団体戦と男子シングルの日程は?

2018年平昌オリンピックでは、団体戦、シングルの日程はどのようになっているのでしょうか。フィギュアスケートは、2018年2月9日(金)から始まります。

2018平昌オリンピックフィギュアの日程

2/9(金)10:00~13:25 団体戦1日目…子シングル・ショートペア・ショート
2/10(土)
2/11(日)10:00~14:35 団体戦2日目…アイスダンス・ショート/女子シングル・ショート/ペア・フリー
2/12(月)10:00~13:10 団体戦3日目…男子シングル・フリー女子・フリー/アイスダンス・フリー
2/13(火)
2/14(水)10:00~13:25 ペア・ショート
2/15(木)10:30~13:45 ペア・フリー
2/16(金)10:00~14:35 男子シングル・ショート
2/17(土)10:00~14:25 男子シングル・フリー
2/18(日)
2/19(月)10:00~13:45 アイスダンス・ショート
2/20(火)10:00~13:35 アイスダンス・フリー
2/21(水)10:00~13:35 女子シングル・ショート
2/22(木)
2/23(金)10:00~14:10 女子シングル・フリー
2/24(土)
2/25(日)9:30~12:00 エキシビション

羽生結弦選手が団体戦出場を希望し、シングルとショートどちらかを選ぶかで男子シングルの競技までに空く日が違ってきます。

  1. 羽生結弦が団体戦ショート出場の場合…中6日あけて、男子シングルの演技
  2. 羽生結弦が団体戦フリー出場の場合…中3日あけて、男子シングルの演技

団体戦で試合に対する勘を取り戻してから、男子シングルの演技に臨んで欲しい、という気持ちがよく分かります。日本スケート連盟は、羽生結弦選手が団体戦出場を希望するか、ショートを希望するか、フリーを希望するか、本人の意向を尊重するとのことです。

こんなにたくさんの期待や配慮をされている羽生結弦選手。背負っているものがいかに重いかが分かります。世界トップアスリートでいることの苦労は、きっと本人にしかわからないような気がします。

先日の全日本選手権では、大学生スケーター達が、「大学卒業と同時にスケートは終わりにするつもりなので…。」と言う趣旨のコメントをしていました。大学を卒業してからもスケートを続けられるのは、一部の選手だそうです。全日本選手権に出れる程の技術のある選手であっても、大学卒業後にスケート選手を続けていくことは難しいのですね。

そして、全日本選手権に出れなくても、オリンピックへ出れるほどの実力、実績のある羽生結弦選手。世界のスケート界の頂点に立つ羽生結弦選手もまた、厳しい環境の中さまざまなプレッシャーを背負いつつ競技を続けています。その努力が報われるよう願っています。

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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