社会人となり結婚して、会社の上司や義理の両親、親戚、そして子供たちの習い事の先生などなど、何かとお世話になる方は多いことと思います。そんな時、日頃の感謝の気持ちを形にできるのが、お中元やお歳暮。
ですが知っているようで知らないお中元について解説していきます。お中元を贈る時期は地域にもよりますが、7月から8月に贈るのが一般的。ですが、6月では早すぎるのでしょうか。更に9月では遅すぎるのでしょうか。
早く贈る時、遅くなってしまったときのメリットやデメリットについて見ていきましょう。
Contents
お中元の時期っていつ?関東と関西では、どう違うの?
お中元を贈る時期は、関東と関西では時期が異なります。
一般的に関東では、7月初め~7月中旬ごろには『御中元』として贈ります。7月中旬の土用の日~8月初めの立秋までは『暑中御見舞/暑中御伺』として贈り、立秋以降~8月末までは『残暑御見舞/残暑御伺』として贈ります。
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関西では、8月初め~8月中旬までは『御中元』として、8月中旬以降~8月末までは『残暑御見舞/残暑御伺』として贈ります。
お中元を贈るのに6月は早い?8・9月は遅い?
関東でお中元は、7月から贈り始めます。最近では、百貨店などの早期割引などもあり6月ごろにはお中元の受付が始まることがあるようです。
そんな中、6月中にお中元を贈るのはマナー違反なのでしょうか。調べてみると、マナー違反ではないようです。ですが、『お中元だと気づいてもらえないかもしれない。』という意見がありました。そんな時には、お手紙などで一言添えるといいかもしれませんね。
果物をお中元としてお贈りする場合、マンゴーやサクランボは6月頃がよく出回る時期だそう。果物の旬を味わって欲しいと思ったら、6月にお中元をお贈りすることも心がこもっているように感じます。そんな時は、一言お手紙を添えたり、別にお手紙をお送りするのもいい方法ですね。
関東の場合、お中元を贈る時期は、7月初旬から7月中旬の土用の日まで。2018年の夏の土用の日は、7月20日なので、7月1日~7月20日までに贈ることになります。ですが、この時期を逃してしまうこともあるかもしれません。
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そんな時は、『暑中御見舞/暑中御伺』として8月初旬の立秋(2018年8月7日)までは贈ることが出来ます。そして、更に遅くなってしまったときには、『残暑御見舞/残暑御伺』として、8月末までお贈りすることが出来ます。
関西のお中元を贈る時期は、8月初旬から8月中旬の旧盆までとされています。それ以降は、『残暑御見舞/残暑御伺』として8月末までに贈ります。
9月になってしまった場合には、9月上旬までに送ることが出来れば『残暑御見舞』としてお贈りしましょう。
お中元を贈る時期別、メリットとデメリット
7月に贈る、9月に贈ることのメリットとデメリット。
6月にお中元を贈るメリットとデメリット
6月にお中元を贈ることのメリットは、マンゴーやサクランボなどの果物の美味しい旬の時期に贈れること。そして、一般的なお中元のシーズンよりも早いので、冷蔵庫などで保管する必要があるアイスクリームなどをお贈りしても、他の方と重ならないかもしれません。
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贈る時期をずらすことで、お中元をたくさん受け取る方にとっては、ありがたい一面もあるでしょう。贈られる方へ問い合わせたりご連絡が出来れば、迷惑にならないかを聞いて見るのもいいですね。
お中元を6月に贈ることのデメリット。それは、時期が早いのでお中元だと気づいてもらえない心配があることでしょう。そんな場合には、お手紙を添えたり、電話などで連絡をしたり、持参することで気付いてもらうことが出来ます。
7~8月にお中元を贈るメリットとデメリット
7~8月にお中元を贈るメリットは、一般的なお中元を贈る時期なのでマナーにかなっているということでしょう。出来ることなら、一般的な時期にお中元を贈ることが出来ると、受け取る側も戸惑うことがないかもしれません。
デメリット、たくさんのお中元を受け取る方にとっては、生ものや冷蔵庫での保管が必要なものは、消費期限や保管場所に苦労するかもしれません。アイスクリームなどの冷蔵庫での保管が必要なものをお贈りする場合には、事前にお贈りする旨をご連絡できるといいですね。
9月にお中元を贈るメリットとデメリット
9月にお中元を贈ることのメリット。それは、6月に贈るメリットと同様、果物の美味しい旬の時期に贈ることが出来るところ。梨やぶどうは、9月ごろに美味しい旬の時期となります。
お中元としての時期は遅れても、旬を感じることのできる贈り物は嬉しいですね。
デメリットは、お中元の時期から遅くなるので楽しみにしている方は、少し寂しい気持ちになるかもしれませんね。そんな時は、お手紙などでお贈りする時期を書き添えるのもいいでしょう。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コメントありがとうございます。