2017年10月2日から体操の世界選手権がカナダのモントリオールで行われます。
日本代表に選ばれた男子体操選手は、このようになっています。
個人総合…
内村航平 選手 (リンガーハット)
白井健三 選手(日体大)
種目別…
亀山耕平 選手(徳洲会体操クラブ)あん馬
谷川 航 選手(順天堂大学)跳馬
安里圭亮 選手(相好クラブ)床運動
宮地秀享 選手(茗渓クラブ)鉄棒
内村選手は、オレグ・ベルニャエフ選手のが上に行くんじゃないかな、とコメント。オレグ・ベルニャエフ選手が仮に『上』に行ったとすると、内村選手の連覇は、『6』でストップします。
まだまだ内村選手には、頑張って欲しいですね。そんな内村選手のように、過去にも過酷なトレーニングを乗り越えて世界一になった選手たちがたくさんいます。
どんな選手がいるのでしょう。現在はどうされているのでしょう。1990年代からのメダリストたちを見ていきましょう。
世界選手権金メダリストの歴代選手は?
体操世界選手権の歴代の選手には、誰がいるのでしょう。体操は、とても歴史ある競技のうちのひとつ。
さかのぼっていったら、切りがないくらいのメタリスト達がいます。ここでは、1990年代からの歴代選手たちを見ていきましょう。
1990年代 男子体操歴代選手
1991年 グリゴリー・ミシューチン
1993年 ビタリー・シェルボ(ベラルーシ/1972年1月13日生 45歳)
1992年バルセロナオリンピックで、個人総合・平行棒・あん馬・つり輪・跳馬・団体総合と6つのメダルを獲得した。
6つのメダル獲得は、体操の世界最高記録。
1996年アトランタオリンピックでは、個人総合・鉄棒・平行棒・跳馬の4つの銅メダル獲得。
世界選手権では、1991年から1996年の間に、金メダル12個・銀メダル6個・銅メダル5個の合計23個ものメダルを獲得。こちらもメダル獲得の世界最多記録だそう。
現在は、家族とともにアメリカ・ラスベガス在住、体操教室を運営しているそう。
1994年 イワン・イワンコフ
1995年 李小双(中国・1973年11月1日生 43歳)
1992年バルセロナオリンピックで、金メダル(ゆか・つり輪)、銀メダル(団体)を獲得。
1996年アトランタオリンピックでは、金メダル(個人総合)、銀メダル(団体・ゆか)を獲得。
世界体操選手権では、1991年団体で銀メダル、1994年団体で金メダル、跳馬で銀メダルを獲得。
1995年には、団体と個人総合で金メダル、床で銀メダルを獲得しています。
1995年には、歌手としてデビューしているそうです。
1997年 イワン・イワンコフ
1999年 ニコライ・クルコフ
2000年代 男子体操歴代選手
2001年 馮敬
2003年 ポール・ハム(アメリカ・1982年9月24日生 34歳)
2004年アテネオリンピックでは、個人総合で金メダル、団体と鉄棒で銀メダルを獲得。
世界選手権では、2001年団体で銀メダル、2002年団体で銅メダル、2003年団体で銀メダル、床と個人総合で金メダルを獲得しています。
アメリカでの個人総合優勝は、アメリカ男子選手初のことだそう。
現在は、オハイヨ州立大学のアシスタントコーチ。
2005年 冨田洋之(日本・1980年11月21日生 36歳)
世界選手権では、2003年個人総合と団体で銅メダル獲得。
2005年個人総合で金メダル、2006年個人総合と平行棒で銀メダル、2007年団体で銀メダル獲得されています。
オリンピックでは、2004年団体で金メダル、平行棒で銀メダル、2008年団体で銀メダルを獲得しています。
現在は、順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科助教。
2006年~2007年 楊威(中国・1980年2月8日生 37歳)
オリンピックでは、2000年団体総合で金メダル、個人総合で銀メダルを獲得。
2008年団体総合・個人総合で金メダル、つり輪で銀メダルを獲得しています。
世界選手権では、1999年団体総合で金メダル、鉄棒で銅メダル。
2002年個人総合で銅メダル、2003年団体総合で金メダルを獲得。
2006年団体総合・個人総合・平行棒で金メダルを獲得。
2007年団体総合・個人総合で金メダルを獲得しています。
2008年5月の四川大地震の際、被災した四川省に寄付する為、つり輪で獲得した銀メダルをオークションに出品したそう。
2008年にシドニーオリンピック女子体表代表選手の楊雲さんと結婚されています。
中国国内でのニックネームは、『体操王』。
2009年~2015年 内村航平 (1989年1月3日生 28歳)
福岡県北九州市生まれ。
お父さんは、内村和久さん。
柳川高校、日本体育大学体操競技部出身、高校総体種目別で優勝。
お母さんは、内村周子さん。日体大出身、元体操選手。
世界選手権個人総合6連覇を成し遂げており、2017年は7連覇がかかっています。
2017年世界選手権結果|優勝は中国、内村航平は?
世界選手権の歴代の体操選手たちは、超人的な選手がそろっていましたね。内村航平選手は2017年優勝できれば、7連覇でした。ですが、跳馬の着地の際に足首を怪我してしまい、途中棄権となりました。
残念ながら7連覇はなりませんでした。オレグ・ベルニャエフ選手が上に行くんじゃないかな、と言われていた内村選手でしたが、残念でした。
2017年世界選手権男子は、このような結果になりました。
個人総合
第1位…肖若騰(中国)/第2位…林超攀(中国)/第3位…白井健三(日本)
ゆか
第1位…白井健三(日本)/第2位…アーテム・ドルゴピアト(イスラエル)/第3位… ユル・モルダウアー
(アメリカ合衆国)
あん馬
第1位… マックス・ウィットロック(イギリス)/第2位…ダビド・ベルヤフスキー(ロシア)/第3位… 肖若騰(中国)
つり輪
第1位… エレフテリオス・ペトロニアス(ギリシャ)/第2位…デニス・アブリャジン(ロシア)/第3位…劉洋(中国)
跳馬
第1位…白井健三(日本)/第2位…イゴール・ラジビロフ(ウクライナ)/第3位…キム・ハンソル(韓国)
平行棒
第1位…鄒敬園(中国)/第2位… オレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)/第3位…ダビド・ベルヤフスキー(ロシア)
鉄棒
第1位…テン・スルビッチ(クロアチア)/第2位…ユプケ・ゾンダーランド(オランダ)/第3位…バート・ドゥーロー(オランダ)
2018年の世界選手権は、カタール・ドーハで10月25日~11月3日に行われます。日本代表となった内村航平選手と白井健三選手。海外選手の中で頑張って欲しいと思います。
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