ケイトリンオズモンドのプロフィールと動画 地元カナダの人気フィギュアスケート選手!

フィギュアスケート、グランプリシリーズ第2戦カナダ大会が間もなく開幕します。

日本からは、宇野昌磨選手、無良崇人選手、本田真凜選手、本郷理華選手が出場します。

既に、カナダ入りしている選手たち。

時差ボケをしている選手もいるようなので、体調を戻して、全力で演技してほしいと思います。

そんな日本人選手と同じリンクで演技をする地元カナダの選手に、

ケイトリン・オズモンド/Kaetlyn OSMOND がいます。

カナダでは、とても人気のある選手のようです。

プロフィールやこれまでの演技を動画で見ていきましょう。


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プロフィールと主な成績

ケイトリン・オズモンド(Kaetlyn Osmond)は、カナダのフィギュアスケート選手。

2017年3月の世界選手権では、エフゲニア・メドベージェワに次いで、銀メダルを獲得しました。

その時の順位とスコアは、このようになっています。

1 エフゲニア・メドベージェワ 233.41 金メダル
2 ケイトリン・オズモンド   218.13 銀メダル
3 ガブリエル・デールマン   213.52 銅メダル

ちなみに男子の成績はこちら。

1 羽生結弦 321.59
2 宇野昌磨 319.31
3 金 博洋 303.58

ロシア大会金メダルを獲得した、ネイサン・チェン選手は、290.72で第6位でした。

 

エフゲニア・メドベージェワの233.41には及ばないものの、200点を大きく超えるケイトリンオズモンド選手の点数は、素晴らしいです。

ケイトリン・オズモンドは、6種類のジャンプのうち、アクセルを除く5種類(トウループ・ルッツ・サルコウ・ループ・フリップ)を飛べるそう。

2017/2018シーズンの成績はこのようになっています。

2017年9月 オータムクラシック 金メダル 217.55
2017年8月 B.C.サマースケート(バンクーバー) 金メダル 209.31

安定して200点を大きく超えてくるところは、2018平昌オリンピック表彰台のエフゲニア・メドベージェワの右か左には、いそうな感じがしてきます。

 

ケイトリン・オズモンドは、1995年12月5日生まれ、21歳です。

ニューファンドランド州マリストン出身。

父・ジェフ・オズモンド、母・ジャッキー・オズモンド。

ケイトリンは、3人兄弟の末っ子で、姉・ナターシャ、兄・ゲイリーというそう。

三人兄弟の末っ子なんてきっとかわいがられて育ったのでしょうね。

 

7歳の時にモントリオールに移り住みます。

10歳の時には、アルバータ州へシャーウッドパークへ。

現在もここを拠点としているそうです。

ケイトリン・オズモンドが生まれたマリストンでは、地元のスケートリンクの名を

『ケイトリンオズモンドアリーナ』と変えたほど、ケイトリンは愛されているそうです。

そして、通りにも『ケイトリン』の名を付けた通りがあるほど。

 

何となく日本中から親しまれている浅田真央さんを思い浮かべてしまいます。

カナダでは、とっても親しまれている選手なのですね。

出典:スケートカナダ

 

SPショートプログラム&FSフリースケーティング動画

カナダのフィギュアスケート選手・ケイトリン・オズモンドのSPショートプログラムとFSフリースケーティング動画を見ていきましょう。

SPショートプログラム 『パリの空の下~ミロード~』

2017/2018シーズンのケイトリン・オズモンドのショートプログラムは、

エディット・ピアフが歌う『パリの空の下~ミロード~』。

フランス語のボーカルがとてもステキな曲です。

振り付けは、ランス・ヴァイポン。

2017年9月オータムクラシックで銀メダルを獲得したときのショートの演技を見ていきましょう。

得点表(プロトコル)はこのようになっています。

 要 素 基礎点 出来栄え点 スコア
(1)トリプル(3回転)フリップ+トリプル(3回転)トウループ 9.60 1.26 10.86
(2)トリプル(3回転)ルッツ 6.00 1.96 7.96
(3)フライングチェンジフットスピン/レベル4 3.20 1.10 4.30
(4)ダブル(2回転)アクセル 3.63 ×1.1 1.00 4.63
(5)レイバックスピン/レベル4 2.70 1.00 3.70
(6)ステップシークエンス/レベル3 3.30 0.80 4.10
(7)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 3.50 0.80 4.30
31.93 39.85

前半に、3回転のコンビネーションジャンプなど、3つのジャンプをしています。

そして、どの要素も出来栄え点(GEO)が加点されているところが、ケイトリン・オズモンドのすごいところ。

アクセルジャンプは2回転だったりと、できるジャンプで確実に得点を重ねていっています。


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FSフリースケーティング 映画『ブラック・スワン』より

2017/2018シーズン、ケイトリン・オズモンドのFSフリースケーティングは、映画『ブラック・スワン』からの曲。

映画『ブラック・スワン』は、ナタリー・ポートマンが主演した映画。

けがれのない白鳥と、女性的な魅力を兼ね備えた黒鳥を一人のバレリーナが躍るというストーリー。

二面性のある難しい役柄を演じる重圧を背負い、少しずつ幻覚が見え始める主人公。

その幻覚と現実の狭間をさまよいながら躍る演技に、人々は魅了されていく。

サウンドトラックは、クリント・マンセル作曲。

振り付けは、ジェフリー・バトル。

得点表(プロトコル)はこちら。

 要 素 基礎点 出来栄え点 スコア
 (1)トリプル(3回転)フリップ+トリプル(3回転)トウループ 9.60 1.96 11.56
 (2)ダブル(2回転)アクセル+トリプル(3回転)トウループ 7.60 1.54 9.14
 (3)トリプル(3回転)ルッツ 6.00 0.00 6.00
 (4)フライングチェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 3.50 0.80 4.30
 (5)レイバックスピン/レベル3 2.40 1.10 3.50
 (6)トリプル(3回転)ループ 5.61 ×1.1 1.26 6.87
 (7)トリプル(3回転)フリップ 5.83 ×1.1 1.96 7.79
 (8)トリプル(3回転)サルコウ+ダブル(2回転)トウループ 6.27 ×1.1 1.12 7.39
 (9)ステップシークエンス/レベル4 3.90 1.82 5.72
 (10)コレオグラフィックシークエンス/認定 2.00 1.96 3.96
 (11)シングル(1回転)アクセル 1.21 ×1.1 0.08 1.29
 (12)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 3.50 0.80 4.30
57.42 71.82

白鳥と黒鳥、どちらも演じるのは、相反する役柄でとても難しいと思います。

でも、ケイトリン・オズモンドだと自然に白鳥、黒鳥に見えてきます。

 

ケイトリン・オズモンドは演技冒頭で、4つの3回転ジャンプを飛びます。

そして1.1倍される演技後半でのジャンプが4つも。

こうした積み重ねが高得点をたたき出しているのですね。

 

グランプリシリーズ2017 第2戦は、ケイトリン・オズモンドにとっては地元での開催。

ファンの応援も並々ならぬものがありそうです。

フィギュアスケート女子シングル・ショートプログラムの競技時間は、

2017年10月28日 午前3:57から。

テレビ朝日での放送は、10月28日(土) 昼12:00からとなっています。

フリーの演技は、10月29日 午前2:04から。

放送は、10月29日 午前10:00から。

 

男子の放送時間は、こちら↓。

カナダ大会2017 男子フィギュアスケート出場選手 プロフィール画像とランキング&放送時間、ライブ配信も

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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