フィギュアスケートのグランプリシリーズ2017も、第3戦目となります。
第3戦目は、中国北京での大会。
中国大会に出場するのは、田中刑事選手、本田真凜選手、三原舞依選手、そして樋口新葉選手の4人です。
樋口新葉選手は、グランプリシリーズ第1戦ロシア大会で、銅メダルを獲得しています。
グランプリファイナルに向けて、第3戦中国大会でもいい演技をして表彰台を目指したいところです。
そんな樋口新葉選手は、どんな演技をする選手なのでしょうか。
ジャンプは、何が飛べるの?
表彰台に届く可能性はあるの?
そして、樋口新葉選手のプロフィールやコーチは誰?
見ていきましょう。
Sponsored Link
SPショート動画/グランプリシリーズ2017ロシア大会 SP第3位
2017年10月20日に行われたグランプリシリーズ2017第1戦ロシア大会の演技です。
得点表(プロトコル)は、このようになっています。
要 素 | 基礎点 | 出来栄え点 | スコア | |
(1)ダブル(2回転)アクセル | 3.30 | 1.00 | 4.30 | |
(2)フライングキャメルスピン/レベル4 | 3.20 | 0.79 | 3.99 | |
(3)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 | 3.50 | 0.64 | 4.14 | |
(4)トリプル(3回転)ルッツ+トリプル(3回転)トウループ < | 9.90 | ×1.1 | -0.40 | 9.50 |
(5)トリプル(3回転)フリップ ! | 5.83 | ×1.1 | -0.6 | 5.23 |
(6)ステップシークエンス/レベル4 | 3.90 | 1.50 | 5.40 | |
(7)レイバックスピン/レベル4 | 2.70 | 1.00 | 3.70 | |
32.33 | 36.26 |
演技後半のコンビネーションジャンプで回転不足(<)、
トリプルフリップでは、エッジエラー(!)となってしまい減点されています。
どちらも、後半のジャンプで加点が期待できるだけにもったい無かったです。
ですが、スピンは全てレベル4の高評価をもらえています。
そして、ファイブコンポーネンツ33.34を足して、
樋口新葉選手のショートプログラムのスコアは、69.60。
ショートプログラム第3位につけました。
グランプリシリーズ2017男子女子シングルポイント表(第3戦中国杯終了時点)フィギュア樋口新葉のファイナル出場は?
FSフリー動画/グランプリシリーズ2017ロシア大会 FS第3位
翌日のフリーの演技です。
得点表(プロトコル)はこちら。
要 素 | 基礎点 | 出来栄え点 | スコア | |
(1)ダブル(2回転)アクセル | 3.30 | 0.93 | 4.23 | |
(2)トリプル(3回転)ルッツ+トリプル(3回転)トウループ | 10.30 | 0.70 | 11.00 | |
(3)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 | 3.50 | 1.07 | 4.57 | |
(4)コレオグラフィックシークエンス/認定 | 2.00 | 1.70 | 3.70 | |
(5)ダブル(2回転)サルコウ | 1.30 | 0.00 | 1.30 | |
(6)トリプル(3回転)ルッツ+トリプル(3回転)トウループ | 11.33 | ×1.1 | 0.70 | 12.03 |
(7)トリプル(3回転)ループ | 5.61 | ×1.1 | 0.80 | 6.41 |
(8)ダブル(2回転)アクセル+ダブル(2回転)トウループ+ダブル(2回転)ループ | 7.04 | ×1.1 | -0.21 | 6.83 |
(9)トリプル(3回転)フリップ | 5.83 | ×1.1 | 0.70 | 6.53 |
(10)フライングキャメルスピン/レベル4 | 3.20 | 0.57 | 3.77 | |
(11)ステップシークエンス/レベル4 | 3.90 | 1.40 | 5.30 | |
(12)レイバックスピン/レベル4 | 2.70 | 1.00 | 3.70 | |
60.01 | 69.37 |
プログラムコンポーネンツ68.20を加えて、
樋口新葉選手のフリースケーティングのスコアは、137.57。
トータルで、207.17。第3位 銅メダルを獲得しました
ショートプログラム同様、フリーでも後半にジャンプを持ってきているので加点。
後半4つのジャンプのうち3つで加点をもらえています。
何となく、樋口新葉選手の演技を見ていると、安藤美姫選手の滑りを思い出すのは気のせいでしょうか。
ジャンプの力強さ、ステップでの迫力、気迫のこもった演技は、かつて4回転も飛んでしまった安藤美姫選手のようです。
今後、表彰台の真ん中に立つ日が来てもおかしくない選手だと思います。
Sponsored Link
樋口新葉選手のプロフィールとコーチは?
樋口新葉選手のプロフィールを見てきましょう。
樋口新葉選手は、2001年1月2日生まれの16歳。
お正月に生まれたのですね。
身長は、152cm。
パーソナルベストは、217.63。
2017年9月に行われたイタリアでのCSチャレンジャーシリーズ・ロンバルディア杯でのスコアです。
この時の演技は、演技直前の練習でジャンプに失敗し転倒してしまったそう。
タイツが濡れてしまい、衣装も少し濡れてしまったとか。
ですがそんなハプニングが、緊張を和らげてくれて思い切って演技できたそうです。
そんな強い心臓の持ち主であるのは、頼もしいですね。
コーチは、岡島功治さん。
岡島功治コーチは、1957年3月23日生まれ 60歳。
北海道出身の元フィギュアスケート(ペア)の選手だそうです。
1979/80シーズン、全日本選手権でペア(ペアは、竹崎睦さん)で第2位。
その時の第1位が、フィギュアスケート男子シングルの無良崇人選手のお父さん、無良隆志さんのペア(ペアは、岡部由紀子さん)だったそうです。
現役を退いた後は、千葉県新松戸アイスアリーナでコーチを、
今現在は、東京都新宿区の明治神宮外苑アイススケート場でコーチをされているそうです。
樋口新葉選手が中国大会で、表彰台に上がる可能性は十分にあると思います。
もしかしたら、日本人女子選手2人が表彰台に上がるなんてことも考えられます。
日本から中国大会に出場する女子選手は、樋口新葉選手と本田真凜選手、そして、三原舞依選手。
中国大会からも、目が離せません。
女子ショートプログラムの演技は、2017年11月3日(祝・金)午後6時から。
放送は、テレビ朝日で11月4日(土)午前2時20分から。
中国大会2017速報!女子フュギュアスケートSPショート競技時間&結果、全動画も
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コメントありがとうございます。