フィギュアスケートの2017年グランプリファイナルも、全6戦中3戦が終了しました。早くもグランプリファイナルへの切符をつかんだも同然の選手も。
日本女子シングルの樋口新葉選手は、グランプリシリーズ全2戦を終えて24ポイントを獲得しました。昨年2016年のグランプリシリーズは、男子が22ポイント獲得でファイナル進出。女子は、24ポイント獲得でファイナル進出となりました。
そして、昨年のグランプリシリーズで24ポイント獲得し、ファイナル進出を決めた宮原知子選手。昨年シーズン後半に怪我をし、苦しいシーズンを過ごしました。
一年近く大会から遠のいていた宮原知子選手。やっと、11月10日から行われるグランプリシリーズ第4戦NHK杯で演技を見ることが出来そうです。
そんな「宮原選手の演技を早く見たい。」「どんな演技だっけ?」というあなた。
宮原知子選手のパーソナルベストを出した演技を見ていきましょう。
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SPショート/2016年12月グランプリファイナル
宮原知子選手のパーソナルベストの演技は、2016年に行われたグランプリファイナル。エフゲニア・メドベージェワ選手に次いで、第2位に入った試合です。
まずは、ショートプログラムから。
得点表(プロトコル)はこちら。
要 素 | 基礎点 | 出来栄え点 | スコア | |
(1)ダブル(2回転)アクセル | 3.30 | 0.79 | 4.09 | |
(2)ステップシークエンス/レベル4 | 3.90 | 1.40 | 5.30 | |
(3)トリプル(3回転)ルッツ+トリプル(3回転)トウループ | 11.33 | ×1.1 | 0.80 | 12.13 |
(4)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 | 3.50 | 0.86 | 4.36 | |
(5)トリプル(3回転)トウループ | 5.61 | ×1.1 | 1.10 | 6.71 |
(6)フライングキャメルスピン/レベル4 | 3.20 | 1.00 | 4.20 | |
(7)レイバックスピン/レベル4 | 2.70 | 1.50 | 4.20 | |
55.54 | 40.99 |
ファイブコンポーネンツは、33.66。トータルで、74.64。この時の、エフゲニア・メドベージェワ選手のショートのスコアが、79.21。
限りなく80.00へ近いスコアとなっています。女子ショートプログラムのスコアは、エフゲニア・メドベージェワ選手が80.00を出しており、女子フィギュア選手には、とても厳しいこととなっています。
FSフリー/2016年12月グランプリファイナル
ショートプログラム後のフリーの動画です。白くて優し気な衣装がとてもステキです。
カシュクール風のデザインで、スカートの後ろが長くなるイレギュラーヘム。個人的にすごく好きな衣装です。
プロトコル(得点表)はこちら。
要 素 | 基礎点 | 出来栄え点 | スコア | |
(1)トリプル(3回転)トウループ | 5.10 | 1.20 | 6.30 | |
(2)トリプル(3回転)ルッツ+トリプル(3回転)トウループ | 10.30 | 0.80 | 11.10 | |
(3)トリプル(3回転)フリップ< | 3.70 | -0.30 | 3.40 | |
(4)フライングキャメルスピン/レベル4 | 3.20 | 0.86 | 4.06 | |
(5)ステップシークエンス/レベル4 | 3.90 | 1.50 | 5.40 | |
(6)レイバックスピン/レベル4 | 2.70 | 1.43 | 4.13 | |
(7)トリプル(3回転)ルッツ+ダブル(2回転)トウループ+ダブル(2回転)ループ | 10.01 | ×1.1 | 1.00 | 11.01 |
(8)ダブル(2回転)アクセル+トリプル(3回転)ループ | 8.36 | ×1.1 | 1.40 | 9.76 |
(9)トリプル(3回転)サルコウ | 4.84 | ×1.1 | 1.00 | 5.84 |
(10)コレオグラフィックシークエンス/認定 | 2.00 | 1.40 | 3.40 | |
(11)ダブル(2回転)アクセル | 3.63 | ×1.1 | 0.71 | 4.34 |
(12)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 | 3.50 | 1.00 | 4.50 | |
61.24 | 73.24 |
プログラムコンポーネンツは、70.45。トータルスコア 143.69。
エフゲニア・メドベージェワ選手のフリー 148.45には及びませんでしたが、第2位という成績を修めています。
とてもステキな演技だけに、コンビネーションジャンプの後の3つ目の要素、トリプル(3回転)フリップで回転不足を取られたのが、もったいなかったです。
数日後の宮原知子選手の演技がますます楽しみになってきました。まずは、初日11月10日(金)に行われるショートプログラムを楽しみに待ちたいと思います。
今年の新ショートプログラムは、『SAYURI』。かつては、中野友加里選手も演技したこの曲で、宮原知子選手らしい『SAYURI』を演じてくれることと思います。
宮原知子選手2017ショートプログラム『SAYURI』動画、ストーリーと中野友加里
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宮原知子選手の年齢や大学は?
宮原知子選手は、1998年3月26日生まれ 19歳。すごく落ち着いた雰囲気なので、20歳を超えていそうですが、まだ19歳の大学生です。
関西大学に所属しています。2017年4月から関西大学は平昌オリンピックに向けての練習のため、休学しているそうです。
ですが、関西大学のスケートリンクで日々練習に励んでいるそう。ある8月の終わりの宮原知子選手のブログから。
出典:宮原知子オフィシャルブログ
関西大学たかつきアイスアリーナからの練習の帰り道に、亀さんがいたそうです。
宮原選手のオリンピック出場が当たり前のように言われる中、宮原選手自身に、ホッと和む瞬間もあるのだと思うと、見ている側からしてもちょっとホッとします。
厳しい練習、プレッシャーなどあると思いますが、宮原選手らしい演技を楽しみにしています。
2017年NHK杯・日本大会グランプリシリーズ女子フィギュアスケート選手一覧プロフィール&画像 放送時間も
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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