カロリーナコストナー元カレと謹慎処分って?2014ソチ五輪得点表も

カロリーヌ・コストナー

2017年グランプリシリーズ第4戦は、日本で行われるNHK杯。

NHK杯には、待ちに待った宮原知子選手が出場します。

昨年12月のグランプリファイナルから、股関節に違和感があったといいます。

痛み止めを飲んでのグランプリファイナル。

そして2017年今年1月に股関節の疲労骨折が発表されました。

世界選手権を欠場するという苦渋の決断を余儀なくされ、本人が一番悔しかったことと思います。

そんな苦しい時期を超えて、11月10日やっと宮原知子選手の姿をリンクで見ることが出来ます。

宮原知子選手、頑張って欲しいと思います。

そして、そんな宮原選手と同じリンクで演技する海外選手に、カロリーナ・コストナー選手がいます。

カロリーナ・コストナー選手は、安藤美姫さんや浅田真央さんとも戦ってきたベテランフィギュアスケーター。

カロリーナ・コストナー選手が2014年ソチオリンピックで記録したパーソナルベストスコアの演技とプロトコル(得点表)と、

プロフィールや元カレ、そして謹慎処分についてみていきましょう。


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SPショート動画/2014年 ソチオリンピック

カロリーナ・コストナー選手は、現在30歳。

2014年のソチオリンピックは、26歳。

まずは、ショートプログラムから見ていきましょう。

得点表(プロトコル)はこちら。

 要 素 基礎点 出来栄え点 スコア
(1)トリプル(3回転)フリップ+トリプル(3回転)トウループ 9.40 1.50 10.90
(2)トリプル(3回転)ループ 5.10 1.40  6.50
(3)フライングキャメルスピン/レベル4 3.20 0.64  3.84
(4)レイバックスピン/レベル3 2.40  0.71  3.11
(5)ダブル(2回転)アクセル 3.63 ×1.1  0.64  4.27
(6)ステップシークエンス/レベル4 3.30  1.50  4.80
(7)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 3.50  0.57  4.07
30.53  37.49

ファイブコンポーネンツ 36.63を足して、74.12。

安定感のある演技で素敵です。

 

FSフリー動画/2014年 ソチオリンピック

ショートプログラム後のフリーの動画です。

プロトコル(得点表)はこちら。

 要 素 基礎点 出来栄え点 スコア
(1)トリプル(3回転)ルッツ 6.00  1.30 7.30
(2)ダブル(2回転)アクセル+トリプル(3回転)トウループ 7.40  1.30 8.70
(3)トリプル(3回転)フリップ 5.30  1.20 6.50
(4)フライングチェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 3.50  0.79 4.29
(5)フライングキャメルスピン/レベル4 3.20  0.50 3.70
(6)トリプル(3回転)ループ 5.61 ×1.1  -0.10 5.51
(7)トリプル(3回転)トウループ+ダブル(2回転)トウループ 5.94 ×1.1  0.20 6.14
(8)トリプル(3回転)サルコウ 4.62 ×1.1  1.10 5.72
(9)トリプル(3回転)サルコウ+ダブル(2回転)トウループ+ダブル(2回転)トウループ 7.48 ×1.1  0.50 7.98
(10)ステップシークエンス/レベル4 3.90  1.90 5.80
(11)コレオグラフィックシークエンス/認定 2.00  1.20 3.20
(12)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 3.50  0.50 4.00
58.45 68.84

ファイブコンポーネンツ 73.77を足して、142.61。

ソチオリンピックと言えば、浅田真央さんが出場し、ショートで16位というまさかの演技があった大会。

そこから巻き返し、第6位に入賞するという劇的なオリンピックでした。

今でもその時のことを思い起こすとと心が痛くなるようです。

 

そんな中、カロリーナ・コストナー選手は淡々と自分の演技をしていたのですね。

フリーの黒い衣装がカロリーナ・コストナー選手の大人っぽい雰囲気に合っていてとてもステキ。

ジャンプが加点される後半に4つのジャンプを入れてきています。

スピンもステップも取りこぼしなく、レベル4を取ってくるところが大人だと思います。

 

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カロリーナ・コストナー選手のプロフィール

カロリーナ・コストナー選手は、1987年2月8日生まれ 30歳。

出身は、イタリア・ボルツァーノ。

ボルツァーノは、イタリア共和国トレンティーノ・アルト・アディジェ自治州の県だそうです。

オーストリアに接している地域で、オーストリア領土だったこともあるそう。

ボルツァーノ出典:ウィキペディア

母国語はラディン語、イタリアの公用語はイタリア語、州の公用語はドイツ語、そして英語とフランス語を話すことが出来るそうです。

お父さんはアイスホッケーの監督、お母さんはフィギュアスケート選手だったそう。

4歳から、カロリーナー・コストナーはスケートを始めます。

 

2013/2014シーズンのグランプリシリーズでは、中国杯/第3位、ロシア大会/第2位という成績ながら、グランプリファイナル進出は逃しています。

2014年のソチオリンピックでは、第3位 銅メダルを獲得。

 

2014/2015シーズンは、欠場を表明しました。

そしてそのシーズンには、元カレのアレックス・シュバーツァーのドーピング検査を受けさせないようにすることを助けたとして、出場停止処分を受けてしまいます。

アレックス・シュバーツァーは、カロリーナ・コストナーと同じくイタリア・ボルツァーノ出身。

そして、警察のスポーツ部隊に所属している点も共通していたようです。

アレックス・シュバーツァーは、現在は警察は辞めているよう。

カロリーナ・コストナー選手のスケート競技会への出場停止は、2014年11月に要求されます。

そして2015年1月、1年4カ月の出場停止処分が決定、同時に、処分の開始時期を前年2014年4月1日と変更されました。

さかのぼって処分開始日を変更されたので、実質2015年12月31日までの2年間の出場停止でした。

そして、カロリーナ・コストナー選手復帰の最初の試合が、日本で行われた『メダル・ウィナーズ・オープン 』。

出典:http://figureskate-mwo.com/

オリンピックなどの世界大会でメダルを獲得した選手が出場する大会だそうです。

 

30歳という年齢ながら世界トップレベルのスケーティングを維持し続けるのは、きっと本人の努力のたまものだと思います。

2017グランプリシリーズ ロシア大会では、第2位銀メダルを獲得しています。

カロリーナ・コストナー選手第2戦目のNHK杯で、表彰台に上がることが出来れば、ファイナルへと進める可能性も。

10代が主流のフィギュアスケート選手ですが、ぜひ頑張って欲しいと思います。

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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