大相撲の貴乃花親方が、日馬富士暴行問題からのさまざまの問題の責任を取る形で、相撲協会の役職を大きく降格することになりました。
7段階ある大相撲相撲協会の役職の中で、一番下の『年寄』という役職です。一兵卒からやり直す、という言葉が印象的でした。
『一兵卒(いっぺいそつ)…』。今日徹夜明けながら、会社に向かう旦那に、『一兵卒だから、しょうがないね。』と言って送り出しました。一兵卒の会社員の皆さん、頑張りましょう!
とそんな話はいいんですが、貴乃花親方のお給料は、どこまで下がってしまうんでしょうか。旦那のお給料をあてにはしていないような感じの貴乃花親方の奥さまが気にしているかどうかはわかりませんが、私はちょっと気になります。
一兵卒の平年寄の給料はいくら?理事からいくら下がるの?
貴乃花親方が日馬富士問題以前についていた役職は、『理事』。この理事の月額報酬は、140万5千円だそう。勤続手当の5千円も付いて、一年に換算すると、1,692万円となります。
その他にも賞与が281万円。1月・5月・9月場所に各20万円ずつ付く場所手当が、60万円。そして、年寄名跡を取った保障として月額5万円つくそうです。そして勤続手当が、勤続11年以上16年未満の場合には、8千円つくそう。
1,692万円+281万円+場所手当60万円+年寄名跡60万円+勤続手当9万6千円=2,102万6千円
大相撲協会の理事は一年で、2,102万6千円のお給料がもらえるそうです。その他にも在勤手当や審判部の場合には、着物などの衣装も必要になるので、各場所ごとに5万円がつくそうです。色々、出ていくことも多そうですが、2千万円以上の収入となるのですね。
そして、平年寄だと、月額報酬78万4千円、賞与は156万8千円。その他の手当も理事と同じようにつきます。月額報酬だけでも、940万8千円。
940万8千円+156万8千円+場所手当60万円+年寄名跡60万円+勤続手当9万6千円=1,227万2千円
理事 2,102万6千円ー平年寄 1,227万2千円=875万4千円
理事から平年寄になることで、お給料は、875万4千円のダウンとなるようです。
もし、これがサラリーマンの妻だったら、1220万円以上なら、配偶者控除が受けられない金額。それが、875万円だとしたら、配偶者控除が受けられる金額。微妙なラインの金額な気がします。
貴乃花親方は、サラリーマンじゃないから関係ないけれど(笑)
理事から役職は、いくつ下がったの?
昨年10月に日馬富士の暴行問題が起こるまでは、貴乃花親方は理事と言う立場でした。そこから結局、一番下の平年寄にまで降格してしまいました。
理事→副理事→役員待遇委員→委員→主任→平年寄
5階級も下がってしまったことになります。
相撲協会の役職 | |
理事長 | |
理 事 | 日馬富士暴行問題以前の役職 |
副理事 | ↓ |
役員待遇委員 | 1月4日降格 ↓ |
委 員 | 2月理事候補選挙に出馬して、落選したことにより降格 ↓ |
3月28日『審判部・指導普及部』に任命 ↓ | |
主 任 | ↓ |
年 寄 | 3月29日降格 |
日馬富士暴行問題の対応の責任を問われて、理事を解任されたことで、2階級降格。そして、2月の理事候補選挙に出馬し、落選したことでさらに1階級降格。そして、貴乃花部屋の貴公俊の付き人への暴行の責任や場所中の無断欠勤の為に3月29日、2階級降格となってしまいました。
審判部には、手当も!5万円は少なすぎない?
審判部に異動になった貴乃花親方。審判部と言うと、数年前にも審判部長と言う立場だったことがありますね。審判部は、土俵の下で審判をする役なので、ファンからしたら貴乃花親方を見られる機会が増えて嬉しいです。
そして、審判部の方々のしっかりと正装した着物姿もとっても素敵ですね。その衣装の為に、手当も付くそう。でも場所ごとに5万円だそうなので、それほど多い金額でもなさそうですね。着物を揃えようとすると、数十万とかって金額のものをいくつも買うことになりそうです。
貴乃花部屋は、人数の少ない部屋なので、貴乃花親方の着付けなどの準備も大変そうです。でも、奥さまもいらっしゃるし、何とかされるのでしょうね。これから、場所ごとに貴乃花親方の姿を楽しみに探したいと思います。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コメントありがとうございます。