ブラディーテネルが2度の疲労骨折から復帰する為にしたトレーニングは何?

ブラディー・テネル

2018年2月に行われるピョンチャンオリンピック。その出場権をかけた戦いがアメリカでも行われています。

アメリカからのオリンピック出場枠は3枠。どの選手も狭き門をかけて、氷の上で一筋の光を目指して全力で演技しています。日本人の両親を持ちアメリカで生まれ育った長洲未来選手。ショートプログラムの中で、トリプルアクセル(3A)にも挑戦してきました。

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何としてでも得点を出したい執念が伝わってきます。長洲未来選手24歳、アシュリーワグナー選手26歳。なんとしてでも出たい平昌オリンピック。フリーの演技も目が離せません。

そんな中、全米フィギュアスケート選手権2018のショートプログラムで第1位をとったのがブラディ・テネル選手。平昌オリンピック出場枠へ一歩近づいた、そんな印象のブラディ・テネル選手、19歳。

日本の坂本花織選手同様、シンデレラストーリーをひた走っているブラディ・テネル選手。どんな選手なのでしょうか。見ていきましょう。


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ブラディ・テネル選手のコーチやこれまでの成績は?

ブラディ・テネル選手は、1998年生まれの19歳。1月末には20歳を迎えます。身長は167cm。女子フィギュアスケート選手の中でも大きい方ですね。

2歳からスケートを始め、デニス・マイヤーズの指導を受け始めたのは、2007年ごろ。2013年15歳の時に全米フィギュア選手権で4位となります。

2014/2015シーズンには、ジュニアグランプリシリーズにデビューし、NHK杯では8位入賞を果たします。全米フィギュアスケート選手権では、ジュニアの金メダルを獲得し、将来を有望視されていました。

ブラディー・テネル

 

ブラディ・テネル選手の2度にわたる疲労骨折!

若くして、結果を残していたブラディ・テネル選手。ですが、2015年5月に腰椎を疲労骨折してしまいます。その年の夏の間は練習することが出来ず、辛いオフシーズンを過ごしていたようです。

その後、テネル選手がリンクに戻ったのは、2015/2016シーズンのジュニアグランプリシリーズ・オーストリア杯、怪我から復帰した試合では第11位という成績を残します。2016年1月の全米フィギュア選手権では、シニアで第6位。その後の世界ジュニア選手権では、第11位に

ブラディテネル選手、2015/2016シーズンは、シニアとジュニアを掛け持ちしていたのですね。そして2016年の6月、再び腰椎の疲労骨折が見つかります。オフシーズンになるになると疲労骨折を繰り返してしまうブラディテネル選手

宮原知子選手も昨シーズンに疲労骨折を経験しています。宮原知子選手は、約1年ほど治療に費やしていました。宮原選手は、治療している間に食事を見直し、体重も数キロ増やしたそうです。体を作るのは、やはり食べ物ですよね。食べるものって体を作るのに、大切なんだと改めて感じます。


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ブラディ・テネルが取り入れた体幹を鍛えるピラティス

ブラディ・テネル選手が2度目の疲労骨折をしてしまい治療の末、2016/2017シーズンの9月からは、ピラティスでのトレーニングを始めたそうです。ピラティスとは、腹式呼吸をしながらゆったりとした動きで、体の奥の筋肉を鍛え丈夫にする運動。体に負担をかけないで、筋肉を鍛えられるために老若男女問わず人気です。

ピラティスは、怪我がの治療をしていく中で、リハビリとしても使用されているそう。トレーニングのひとつとして常に取り入れていくのはいいことですね。

2016/2017シーズンは、本格的にシニアデビューを果たしたテネル選手。11月には、チャレンジャーシリーズのタリント杯で第3位になります。3月の世界ジュニア選手権では、第7位

2017/2018の今シーズンは、グランプリシリーズ・アメリカ大会に出場しました。宮原知子選手、坂本花織選手が、ワンツーフィニッシュした大会です。宮原選手の完全復帰が見れた印象深い大会ですね。

その大会で、ブラディ・テネル選手は、第3位に入り、宮原選手、坂本選手と同じく表彰台に上がりました。日本人選手の快挙が嬉しくて、あまりテネル選手に注目していませんでしたwww。

そのアメリカ大会では、ブラディ・テネル選手は、アメリカ女子スケート選手の中で2015/2016シーズン以降に200点を超えた初めての選手となりました。

アメリカ女子シングル選手で200点を超えたスコアを出したのは、2016年2月にアシュリー・ワグナー選手とグレイシー・ゴールド選手が最後となっていたようです。アシュリー・ワグナー選手 215.39グレイシー・ゴールド選手 211.29というスコアでした。

グレイシー・ゴールド選手、2018平昌オリンピックへの選考会出場を摂食障害の為、辞退しています。美しいグレイシー・ゴールド選手、また見たいと思います。

 

2018年平昌オリンピック出場をかけた大切な大会、全米フィギュアスケート選手権。ブラディ・テネル選手が、ショートプログラムでは、第1位につけています。これまでの苦労が実り、オリンピック出場枠獲得できるといいと思います。

フリーの演技は、日本時間2018年1月6日午前8:45~です。目が離せない大会です。

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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