- アパレル衣料品通信販売でおなじみのZOZOTOWN/ゾゾタウンの前澤友作社長が月旅行に行くと発表されました。
前澤友作社長と言えば、女優の剛力彩芽さんとの交際も順調のようで話題の人ですね。そんな前澤友作社長が月旅行をするというのが、スペースX(エックス)社のロケット。
スペースX社のロケット技術の高さが、すごいんです。前澤友作社長が月旅行をしたくなる気持ちも分かります。どんなロケットなのか見ていきましょう。
Contents
- 1 スペースX社のロケット開発一覧
- 2 グラスホッパー(実験機)の打ち上げと着陸技術がすごい!
- 3 グラスホッパーの全8回の実験記録まとめ&動画
- 3.1 実験1回目/2012年9月21日 高さ … 1.8 m 飛行時間 … 3秒
- 3.2 実験2回目 2012年11月1日 高さ … 5.4m 飛行時間 … 8秒
- 3.3 実験3回目 2012年12月17日 高さ … 40m 飛行時間 … 29秒
- 3.4 実験4回目 2013年3月7日 高さ … 80.1m 飛行時間 … 34秒
- 3.5 実験5回目 2013年4月17日 高さ … 250m 飛行時間 … 61秒
- 3.6 実験6回目 2013年6月14日 高さ … 325m 飛行時間 … 68秒
- 3.7 実験7回目 2013年8月13日 高さ … 250m 飛行時間 … 60秒
- 3.8 実験8回目 2013年10月7日 高さ … 744m 飛行時間 … 79秒
- 4 まとめ
スペースX社のロケット開発一覧
スペースXのロケットはこのようになっています。
- ファルコン1
- ファルコン5
- ファルコン9フル・スラスト
- ファルコン9
- ファルコンヘビー
- グラスホッパー(実験機)
- インタープラネタリー・トランスポート・システム
『ファルコン』ロケットの打ち上げ費用は、およそ66億円と言われており、他のロケットが100億円を超えると言われている中、とてもリーズナブルなロケットだそう。
ファルコン9ロケット(F9R)の名称は、アメリカ映画『スターウォーズ』の宇宙船の名前『ミレニアム・ファルコン号』から来ているそうです。
グラスホッパー(実験機)の打ち上げと着陸技術がすごい!
スペースX社が開発している自律型ロケット『グラスホッパー』の打ち上げと着陸の技術がすごいので、まずは動画を見てみてください。
SF映画のように、打ち上げた位置に正確に着陸する姿。実際のロケットの映像なんですよね。
スペースX社でのロケット開発の中で、ロケット機の使い捨てではなく、再利用するという考えから着陸の実験をするために開発された『グラスホッパー』。これまでのロケットと言えば、打ち上げて戻ってくるときには、宇宙のごみとなってしまうというのが当たり前でした。
ですが、スペース社は打ち上げたロケットをまた元の打ち上げた状態へと着陸させる技術を開発中。打ち上げたロケットが、飛行機が空港に戻るように安全に着陸することが出来たら、ロケットの機体は何度でも利用することが出来るそう。
そんな何度でも使いまわせるロケットの開発がスペースXのすごいところ。グラスホッパーの実験は、これまでに何度も行われており、2機の機体が同時に打ちあがり同時に着陸するという技術も公開されています。
このグラスホッパーの打ち上げ&着陸の技術は、前澤友作社長が月旅行をするかもしれない『ファルコン9』にも応用されるとも言われています。
グラスホッパーの全8回の実験記録まとめ&動画
打ち上げしたロケットが打ち上げした時の姿で着陸するロケット・ファルコン9の開発のために実験用ロケットとして『グラスホッパー』の打ち上げ実験が行われたのは、全部で8回。
2012年9月からその実験は行われていました。2013年10月までに8回もの打ち上げ、着陸の実験が行われ、スペースX社ではその全てにおいて成功を収めています。
第1回目の実験では、打ち上げからわずか3秒で着陸します。そして2回目の実験では、5.4mの高さまで打ちあがり、時間にすると約8秒。3回目の実験では、地上40mまで打ちあがります。
その後の実験で、80.1m、250m、325m、250mの水平移動、最後の8回目の打ち上げ実験では744mの高さまで打ちあがり、無事着陸に成功しています。
実験1回目/2012年9月21日 高さ … 1.8 m 飛行時間 … 3秒
スペースX社の実験機『グラスホッパー』の記念すべき第一回目の飛行実験は、2012年9月21日に行われました。地上2.5mの高さまでわずかに浮き上がり約3秒後には、地面に着陸しました。
ほんの一瞬飛び上がるところから、再利用可能なロケット『ファルコン9』へとその技術を生かすための開発が始まっていたのです。
スペースX社の実験機『グラスホッパー』実験1回目 2012年9月21日 高さ … 1.8 m 飛行時間 … 3秒
実験2回目 2012年11月1日 高さ … 5.4m 飛行時間 … 8秒
『グラスホッパー』第2回目の実験では、飛行高さは5.4m、飛行時間は8秒でした。わずかに浮き上がる機体が、元の場所に正確に着陸する技術、すごいです。
スペースX社の実験機『グラスホッパー』実験2回目 2012年11月1日 高さ … 5.4m 飛行時間 … 8秒
実験3回目 2012年12月17日 高さ … 40m 飛行時間 … 29秒
『12階建て』という意味の『12-Story Test Flight』という名前が付けられた飛行試験。この実験では、高さ2mのカウボーイの人形がロケットの根元付近につけられていたそう。グラスホッパーがどれだけ大きいかを実感してもらうためだったそうです。
スペースX社の実験機『グラスホッパー』実験3回目 2012年12月17日 高さ … 40m 飛行時間 … 29秒
実験4回目 2013年3月7日 高さ … 80.1m 飛行時間 … 34秒
スペースX社の実験機『グラスホッパー』実験4回目 2013年3月7日 高さ … 80.1m 飛行時間 … 34秒
実験5回目 2013年4月17日 高さ … 250m 飛行時間 … 61秒
グラスホッパー5回目の飛行実験は、2013年4月17日。高さ250mまで打ちあがりありました。飛行時間は1分を越えます。風があっても期待を安定させられるかも実験に含まれていたそうです。
スペースX社の実験機『グラスホッパー』実験5回目 2013年4月17日 高さ … 250m 飛行時間 … 61秒
実験6回目 2013年6月14日 高さ … 325m 飛行時間 … 68秒
第6回目のグラスホッパーの実験では、ZOZOTOWN/ゾゾタウンの前澤友作社長が月旅行に行く時に乗るかもしれない『ファルコン9ロケット(F9R)』へも応用される技術の実験を行いました。
クローズドループ制御と航法センサにより、より正確な位置へ着陸することが出来るように。
スペースX社の実験機『グラスホッパー』実験6回目 2013年6月14日 高さ … 325m 飛行時間 … 68秒
実験7回目 2013年8月13日 高さ … 250m 飛行時間 … 60秒
『グラスホッパー』の7回目の実験は、高度250mまで斜めに打ちあがり、離陸位置よりも100m水平に移動した場所から、打ち上げられたポイントへと着陸するという実験でした。
着陸ポイントから軌道がずれていたとしても、水平に移動することで修正して正確に着陸するという実験。SF映画のように見事に成功しています。
スペースX社の実験機『グラスホッパー』実験7回目 2013年8月13日 高さ … 250m 飛行時間 … 60秒
実験8回目 2013年10月7日 高さ … 744m 飛行時間 … 79秒
実験機『グラスホッパー』の最後の実験は、2013年10月7日に行われました。8回目となる実験では、744mという最高高度を達成し、飛行時間は1分19秒となりました。
スペースX社の実験機『グラスホッパー』実験8回目 2013年10月7日 高さ … 744m 飛行時間 … 79秒
まとめ
『スペースXロケットの着陸がすごい!前澤友作社長の月旅行へ応用のグラスホッパーの技術とは?』としてまとめてきました。
ゾゾタウン/ZOZOTOWNの前澤社長が月旅行をするときに乗るのではないかと言われているロケットは、ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)。まだ完成されていないそうです。
広いスペースを確保できる大型ロケットとのことです。どんなロケットになるのか楽しみです。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コメントありがとうございます。