2017年グランプリシリーズ第3戦中国杯に出場する地元中国選手。
中国からは、男女合わせて6人の選手が出場します。
そんな中国選手の中に、ボーヤン・ジン選手がいます。
羽生結弦選手より3歳年下の20歳。
どんな演技をする選手なのでしょうか。
動画や得点表、そしてプロフィールも見ていきましょう。
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SPショート動画/2017年世界選手権
ボーヤン・ジン選手の2017年世界選手権のショートプログラム曲は、『スパイダーマンのテーマ』
ボーヤン・ジン選手の衣装も、くもの巣のようになっていて、スパイダーマンらしさが出ています。
ベストスコアを出した、2017年の世界選手権の動画を見ていきましょう。
プロトコル(得点表)はこのようになっています。
要 素 | 基礎点 | 出来栄え点 | スコア | |
(1)クワド(4回転)ルッツ+トリプル(3回転)トウループ | 17.90 | 2.00 | 19.90 | |
(2)フライングキャメルスピン/レベル4 | 3.20 | 0.50 | 3.70 | |
(3)トリプル(3回転)アクセル | 8.50 | 1.57 | 10.07 | |
(4)クワド(4回転)トウループ | 11.33 | ×1.1 | 0.57 | 11.90 |
(5)チェンジフットシットスピン/レベル4 | 3.00 | 0.71 | 3.71 | |
(6)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 | 3.50 | 0.57 | 4.07 | |
(7)ステップシークエンス/レベル3 | 3.30 | 1.00 | 4.30 | |
50.73 | 57.65 |
冒頭のクワド(4回転)ルッツとトリプル(3回転)トウループが、綺麗に決まりました。
その後もとてもいい演技で、全ての要素で出来栄え点が加点されています。
プログラムコンポーネンツを加算して、ショートプログラムのスコアは、98.64。
ボーヤン・ジン選手のパーソナルベストです。
FSフリー動画/2017年世界選手権
そして、翌日のフリーの演技。
得点表(プロトコル)はこのようになっています。
要 素 | 基礎点 | 出来栄え点 | スコア | |
(1)クワド(4回転)ルッツ | 13.60 | 2.57 | 16.17 | |
(2)クワド(4回転)サルコウ | 10.50 | 1.14 | 11.64 | |
(3)トリプル(3回転)アクセル+シングル(1回転)ループ+トリプル(3回転)サルコウ | 13.40 | 1.14 | 14.54 | |
(4)コレオグラフィックシークエンス/認定 | 2.00 | 1.30 | 3.30 | |
(5)フライングキャメルスピン/レベル4 | 3.20 | 0.64 | 3.84 | |
(6)クワド(4回転)トウループ+ダブル(2回転)トウループ | 12.76 | ×1.1 | 1.29 | 14.05 |
(7)クワド(4回転)トウループ | 11.33 | ×1.1 | 1.29 | 12.62 |
(8)チェンジフットシットスピン/レベル4 | 3.00 | 0.50 | 3.50 | |
(9)トリプル(3回転)ルッツ+トリプル(3回転)トウループ | 11.33 | ×1.1 | 0.50 | 11.83 |
(10)トリプル(3回転)アクセル | 9.35 | ×1.1 | 1.71 | 11.06 |
(11)トリプル(3回転)フリップ | 5.83 | ×1.1 | 1.30 | 7.13 |
(12)ステップシークエンス/レベル4 | 3.90 | 1.00 | 4.90 | |
(13)チェンジフットコンビネーションスピン/レベル4 | 3.50 | 0.86 | 4.36 | |
103.70 | 118.94 |
演技冒頭のクワド(4回転)ルッツ、すごく高さがあります。
スコアも、このジャンプだけで16.17ももらえています。
動画では、壁にぶつかりそうに見えますが、ぶつかりません。さすがですね。
全てのジャンプやスピンで出来栄え点がもらえています。
そして、フリースケーティングのスコアは、204.94。
トータルで、303.58。
ボーヤン・ジン選手のパーソナルベストスコアとなりました。
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ボーヤン・ジン選手のプロフィール
ボーヤン・ジン選手は、金博洋(きん はくよう)と書くときもあるようです。
英語では、Boyang JIN。
1997年10月3日生まれ、20歳。
中国・ハルビン市出身。
お父さんもお母さんも陸上競技(800m)の選手だそう。
ボーヤン・ジン選手も走ることは好きだそうです。
ですが、それ以上に滑ることの方が好きだそうです。
フィギュアスケートを始めたのは7歳の時。
フィギュアスケートの競技会を見たのがきっかけだそうです。
そして、ボーヤン・ジン選手と言えば、ニックネームが可愛いんです。
それは、『天天』。
『てんてん』と日本語読みしていいものでしょうか。
中国語を日本語表記するは難しいのですが、あえてするとすれば、『ヒェンヒェン』と言った感じです。
何となく急に親しみがわいてきました。
ツイッターなどで、写真を投稿していたボーヤン・ジン選手。
ですが、オリンピックシーズンの2017年は、そのSNSの更新も控えているようです。
テスト前に、携帯電話を使わないようにする中学生みたいで、けなげですね。
主な成績
2013/2014シーズンから中国選手権では、4シーズン連続で第1位。
2017年9月フィンランディア杯では、第1位。
2016/2017シーズンのグランプリシリーズは、カナダ大会と中国大会に出場。
グランプリファイナル出場は叶いませんでした。
ハビエル・フェルナンデス選手の2016世界選手権がすごい!羽生結弦選手も参った演技を動画で。プロフィールも。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コメントありがとうございます。