フィギュアスケート2017年のグランプリシリーズが第4戦が終了し、今週末には第5戦フランス大会が行われます。
日本からフランス大会に出場するのは、宇野昌磨選手と三原舞依選手、白岩優奈選手の三人です。三選手とも第2戦目となる大会。
三原舞依選手も白岩優奈選手選手も、良い演技で第1戦目を終えれているので、少しづつ上を目指してほしいと思います。
そして宇野昌磨選手は、グランプリファイナル出場の為に表彰台へ上がって欲しい。グランプリファイナル出場有力候補の宇野昌磨選手と、アメリカのネイサン・チェン選手。
それぞれの得点表(プロトコル)を見ていきましょう。
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ショート宇野昌磨とネイサン・チェンのプロトコル(得点表)を比較!
2017年のグランプリシリーズは、2018年平昌オリンピックを目指して、肩に力が入ってしまいそうなシーズン。今シーズンの最終目標は、オリンピック出場。そう考えている選手たちも多いことと思います。
スペインのハビエル・フェルナンデス選手がグランプリシリーズの第一戦目で表彰台を逃しました。カナダのパトリック・チャン選手は、第二戦目の出場を辞退。そして、羽生結弦選手が怪我の為、第二戦目を欠場。
グランプリファイナルへ進むのは、どの選手になるのでしょうか。
そんな中、確実に実力をつけてきている選手が、宇野昌磨選手と、アメリカのネイサン・チェン選手ではないでしょうか。グランプリファイナルへの出場も、この2人は確実では、とも思ってしまいます。
そんな宇野昌磨選手と、ネイサン・チェン選手。第1戦目では、それぞれどんなスコアを出してきたのでしょうか。
宇野昌磨選手は、グランプリシリーズカナダ大会でのショートプログラムのスコア、ネイサン・チェン選手は、ロシア大会でのショートプログラムのスコアです。
ショート プログラム |
宇野 昌磨 | ネイサン・チェン |
ジャンプ | 40.13 | 40.46 |
スピン | 12.55 | 11.51 |
ステップ | 4.44 | 5.60 |
計 | 57.12 | 57.57 |
宇野選手も、ネイサン・チェン選手もコンビネーションジャンプを含む4つのジャンプをショートで組み込んでいます。
コンビネーションジャンプが、4回転トウループと2回転トウループの宇野選手、ネイサンチェン選手は、4回転ルッツとトリプルトウループの組み合わせにしています。
技術点は、ネイサンチェン選手のが高いのですが、確実に出来栄え点を積み重ねている宇野選手。そんなに大きな点数の違いはありませんね。
フリー宇野昌磨選手とネイサン・チェン選手のプロトコル(得点表)を比較
フリーの得点も見ていきましょう。全ての4回転ジャンプを飛ぶことが出来るネイサンチェン選手。
冒頭の4回転ルッツとトリプルトウループのコンビネーションジャンプだけで、19.90という高得点を得ています。
フリー スケーティング |
宇野 昌磨 | ネイサン・チェン |
ジャンプ | 86.91 | 86.54 |
スピン | 11.84 | 10.61 |
ステップ | 7.57 | 7.70 |
計 | 106.32 | 104.85 |
ジャンプを得意とするネイサン・チェン選手ですが、スコアで見ると、宇野昌磨選手とそんなに違いはないようです。
ライバルがケガをするのは嫌なもの、とつぶやいていたネイサン・チェン選手。怪我で欠場した羽生選手の上に立つのではなく、正々堂々と戦って上に立ちたい、そんな思いがあったかもしれません。
淡々とコツコツやるべきことを続けてきた印象の宇野昌磨選手。終われる立場でなく、追う立場の方が楽、というコメントもありました。
既に、今の宇野選手は、追う立場ではなく追われる立場にあると管理人は思っています。
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おわりに…。
2017/2018シーズンはどの選手もシーズンの始まりから、オリンピックの文字がちらつくシーズンになっていると思います。
スケートシーズンも11月半ばまで過ぎ、オリンピックの枠、その前のグランプリファイナルの切符、と少しずつ候補が絞られつつあります。
自分の立ち位置を思い知らされ、つらいシーズンとなっている選手もいるかもしれません。ですが、フィギュアスケートファンは、ひとりひとりの選手が、それぞれにできることを精いっぱいやってくれる姿に感動していることと思います。
NHK杯が終わり、十数年ぶりに日本人選手が表彰台を逃したとの報道もあります。ですが、日本全国のスケートリンクでは、これから世界へ羽ばたく若い選手たちが、確実に成長を続けています。
ノービス、ジュニア、そして、シニア。それぞれの選手たちの努力が実を結ぶと信じて、フィギュアスケート、これからも応援していきたいと思いました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
コメントありがとうございます。