熱中症対策|子供が睡眠不足にならない為には何時間寝るのがいい?年齢別に調査

熱中症

熱中症で命を落とす人もいるほどの暑い夏が続いています。小学生が野外学習から戻り、教室で倒れ、命を落としてしまうなんて悲しい事件もありました。

夏に向けて練習してきた運動部にとっては大事な大会が開催されています。その選手や応援団の方々も体調を崩して、救急車で病院へ搬送されるなんてことも毎日のように報道されています。

少しの油断が、命取りになりかねないほどの暑さですね。熱中症対策は、万全に行った方が良さそうです。水分補給はもちろん、体を休める睡眠もしっかりと時間をとった方が良さそうです。

子供の成長のために理想とされる睡眠時間は何時間なのでしょうか。年齢別に見ていきましょう。

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熱中症対策|子供が睡眠不足にならない為には何時間寝るのがいい?年齢別に調査

熱中症を予防する対策として、水分補給、栄養補給はもちろんのこと、ついつい怠りがちなのが睡眠。

夜も暑くて寝苦しい毎日が続いていますよね。暑くてぐっすりと眠れない、なんて方も多いのではないでしょうか。

そんな暑い夏ですが、子供たちに必要な睡眠時間は何時間なのでしょうか。年齢別に見ていきましょう。

 

幼児(1歳~3歳まで)の子どもの理想的な睡眠時間は?

1歳から3歳くらいまでの幼児は、12時間から14時間ほどの睡眠をとるとよいそうです。12時間から14時間という時間をまとめて寝られない子は、お昼寝などをする子供さんもいますよね。

我が家も幼稚園に入る前くらいまでの時期は、お昼ご飯を食べた後の午後の数時間がお昼寝タイムとなっていました。暑い夏の時期は、昼間でも夜でもエアコンをつけっぱなしとなることと思います。

扇風機の風や冷房の冷気が体に直接当たらないようにするといいですね。毎日の育児で疲れたお母さんも子供と一緒に少しお昼寝タイムを取るのもいいかもですね。

夜泣きもあったりすると、夜でも眠れていない、なんてこともあるかもしれませんよね。

 

幼児(4歳~6歳まで)の子供の理想的な睡眠時間は?

幼稚園や保育園に通い始めた4歳から6歳くらいの子供の睡眠時間は、10時間から13時間が理想とされているそうです。

例えば、保育園や幼稚園などに通っていて朝7時に起床するとします。逆算すると夜6時から9時には寝るということになります。小学生や中学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんのいるご家庭では、なかなか寝かせにくい時間ですよね。

我が家も3人兄弟の一番下は、小学生や中学生の姉妹の影響で、なかなか寝かせられずにいました。小学校高学年や中学校ともなると塾などの習い事が終わるのが夜10時を過ぎることもあります。

兄弟が多いご家庭などでは、小さな弟妹を寝かせるのは、至難のわざではないでしょうか。睡眠不足になりやすいので、お昼寝をさせたりして、睡眠時間を確保したいところですね。

 

小学生に必要な睡眠時間は何時間?

小学生である7歳から12歳くらいの子供に必要な睡眠時間は、10時間から11時間ほどと言われています。例えば、小学校へ行くために朝7時に起きるとすると、夜8時か9時には寝かせる必要があります。

ですが、小学校の1年生と6年生では、体の成長も大きく違いますし、必要な睡眠時間も子供によって違ってくるかもしれません。

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中学生・高校生に必要な睡眠時間は?

中学生や高校生となる13歳から18歳位では、8時間から9時間ほどの睡眠時間が必要とされています。例えば、中学校や高校へ登校するために朝7時に起きるとすると、夜10時から11時には寝る必要があります。

わが家にも中学生と高校生がいますが、夜10時に寝れる日はほぼありませんね。わが家に限ったことではなく、塾などの習い事から帰ると夜10時を過ぎるなんて子供さんも多いのではないでしょうか。

その後、学校の宿題をやったりしていたら、睡眠不足が常習化してしまいますね。

 

実際の子供の平均睡眠時間は?

ここまで子供の睡眠時間について見てきました。ざっと見ただけでも、かなり必要な睡眠時間を下回っている印象があります。

日本人の子供の平均睡眠時間はこのようになっています。

  • 小学校高学年~中学2年生くらいまで 8時間35分
  • 中学3年生~19歳まで 7時間42分

小学校5・6年生が必要な睡眠時間は、10時間から11時間ほどなので、1時間から2時間半ほども睡眠不足になっていることになりますね。中学3年生ともなると、部活に受験勉強に忙しいのでしょうか。睡眠に必要な時間は、8時間から9時間ほどですが、1時間くらいは睡眠不足になっていることになりますね。

実際のところ、定期テスト前だったり受験前だったりすると、もっと睡眠時間は、少なくなっているかもしれません。しっかりと睡眠時間が取れるようにした方が、熱中症対策のためにはいいかもしれませんね。

 

まとめ

『熱中症対策|子供が睡眠不足にならない為には何時間寝るのがいい?年齢別に調査』としてまとめてきました。熱中症対策のひとつとしてまず上がる、水分補給。その他にも栄養のあるものを食べるようにしたり、毎日の睡眠もしっかりととるようにすることが、暑い夏を乗り切る対策となるかもしれません。

暑くて寝苦しい夜が続きますが、エアコンや扇風機を使ってしっかりと睡眠時間を取らせたいものです。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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