2017年11月3日文化の日に行われたフィギュアスケート・グランプリシリーズ第3戦中国杯。
『アウディ カップ オブ チャイナ』という名の通り、選手たちが滑るリンクの横には、アウディの車が置かれています。
11月3日に行われた男子ショートプログラムで第1位となったのが、ロシアのミハイル・コリヤダ選手。
弟妹思いの優しい一面も持つ22歳のスケーターです。
ロシア男子フィギュアスケート選手ミハイル・コリヤダ選手の父母や兄弟の画像、SPショート&FSフリー動画も
そのミハイル・コリヤダ選手、グランプリシリーズ第3戦中国杯では、ショートプログラムで103.13というスコアを出しました。
ショートプログラムで100.00を超えた史上6人目の選手。
歴代5人の選手には、どんな選手がいるのでしょうか。
見ていきましょう。
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Contents
フィギュアスケートショートプログラムスコア100.00を超えた選手の画像一覧
フィギュアスケートショートプログラムスコアのワールドレコードを持つのは、日本の羽生結弦選手。
順位はこのようになっています。
第1位 羽生結弦 112.72
羽生結弦選手は、2017年9月に行われたオータムクラシックのショートプログラムで112.72というスコアを出しています。
演技後半にトリプル(3回転)アクセル、クワド(4回転)トウループ+トリプル(3回転)トウループのコンビネーションジャンプを組み込んでいて、この3つのジャンプで、31.21というスコア。
それに加えて、スピンやステップも1.00を超える加点があり、結果112.72というスコアになっています。
出典:ツイッター
第2位 ハビエル・フェルナンデス 109.05
ハビエル・フェルナンデス選手は、2017年3月に行われた世界選手権で、ショートプログラム109.05というスコアを出しています。
ハビエルフェルナンデスの2016世界選手権がすごい!羽生選手も参った演技を動画で。プロフィールも
演技前半にクワド(4回転)トウループ+トリプル(3回転)トウループのコンビネーションジャンプとクワド(4回転)サルコウを飛んでいます。
このジャンプの出来栄え点(GOE)が、それぞれ2.86という高評価を受けて、この3つのジャンプで30.82というスコアを出しています。
出典:sankei
第3位 宇野昌磨 104.87
宇野昌磨選手は、2017年9月に行われたチャレンジャーシリーズ ロンバルディア杯で104.87というスコアを出しています。
宇野昌磨選手は、この大会にかかわらず、100.00を超えるのが当たり前になってきています。
演技後半の、クワド(4回転)トウループ+トリプル(3回転)トウループのコンビネーションジャンプでは、18.26、その後のトリプル(3回転)アクセルでは、12.15。
この3つのジャンプで30.41というスコアを獲得しました。
出典:Gettyimages
宇野昌磨のSPショート&FSフリー動画(ロンバルディア杯2017)をグランプリシリーズカナダ大会前に見てみたい!
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第4位 ミハイル・コリヤダ 103.13
出典:ツイッター
ミハイル・コリヤダ選手は、2017年11月に行われたグランプリシリーズ第3戦中国杯で、103.13を出しました。
ミハイル・コリヤダ選手の中国杯でのジャンプは、前半に3つ、後半に1つ。
前半のジャンプは、クワド(4回転)ルッツとクワド(4回転)トウループ+トリプル(3回転)トウループのコンビネーションジャンプでした。
冒頭のクワド(4回転)ルッツは、6種類のジャンプの中でもアクセルに次ぐ高得点なジャンプ。
クワド(4回転)ルッツの基礎点13.60+出来栄え点(GOE)1.57で、この一つのジャンプで15.17というスコアを獲得しています。
そして、前半の3つのジャンプでは31.24。
演技後半のトリプル(3回転)アクセルでも、2.43という出来栄え点が加算され、11.78。
テレビ朝日での放送の解説の佐野稔さんが、
『この選手は、どこかでこけたり、今まであまりいい印象がなかったが、この演技で見直した。』というようなことをおっしゃっていました。
本当にそう感じるほどの、どこかあか抜けたというか、一皮も二皮もむけた演技だと思いました。
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第5位 ネイサン・チェン 103.12
出典:heavy.
ネイサン・チェン選手が103.12のスコアを出したのは、2017年2月に行われた四大陸選手権。
冒頭のクワド(4回転)ルッツ+トリプル(3回転)トウループのコンビネーションジャンプ、クワド(4回転)フリップで、32.14というスコア。
難しいクワド(4回転)ルッツをコンビネーションジャンプにしてしまうなんて、すごい。
今年18歳のネイサン・チェン選手。
ネイサン・チェン選手がもう少し点数が伸びそうだな、と思うのは、単独ジャンプの出来栄え点(GOE)が1.00を下回っているところ。
演技後半のトリプル(3回転)アクセルも、出来栄え点(GOE)が0.43。
同じく演技後半にトリプル(3回転)アクセルを飛んだ宇野昌磨選手のロンバルディア杯での出来栄え点(GOE)は、2.80。
ジャンプが6種類とも4回転で飛べるのは、もちろん素晴らしい。
でも、この出来栄え点を積み重ねていくことが、世界一になるためには大切になってくるのでは、と感じます。
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第6位 パトリック・チャン 102.13
2017年の世界選手権で、102.13というスコアを出したパトリック・チャン選手。
演技冒頭のクワド(4回転)トウループ+トリプル(3回転)トウループでは、出来栄え点(GOE) 2.43。
その後のトリプル(3回転)アクセルでも、2.00の出来栄え点。
そして、演技後半のトリプル(3回転)ルッツでは、1.40の出来栄え点を加算されています。
さらに、スピンでは1.00以上、ステップでは2.10という加点をもらっています。
一つ一つの要素を取りこぼしなくまとめていて、大人の演技という感じがしました。
出典:サンスポ
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どの選手も、2016/2017シーズン以降に100.00を超えるスコアを出しています。
2017年2月に行われた、四大陸選手権で103.12というスコアを出したネイサン・チェン選手。
2017年3月に行われた世界選手権で、ハビエル・フェルナンデス選手(スペイン)と、パトリック・チャン選手(カナダ)。
2017年9月に行われたロンバルディア杯で宇野昌磨選手が104.87。
ロンバルディア杯の約1週間後に行われたオータムクラシックで、羽生選手が100.00を大きく超える、112.72というスコアを出しています。
そして、グランプリシリーズ第3戦中国杯での、ミハイル・コリヤダ選手の103.13。
未知の世界にチャレンジし続ける選手の苦労は並大抵のことではないと思います。
できるだけ怪我のないように、頑張って欲しいです。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コメントありがとうございます。